学びの場

文化地理学研究演習 論文紹介のしかた

論文紹介のしかた 

 論文紹介では,学会誌の論説論文を発表する(紀要は不可).具体的には,日本語雑誌・欧文誌の以下の雑誌を参照すると良い.発表者は,発表の1週間前までに紹介論文を遠藤(2A406,メールでも可)に報告すること.なお,日本語雑誌に掲載された英語論文の紹介は禁止する(秋学期).

 

日本語雑誌

雑誌名

発行学会

「地理学評論」

「人文地理」

「経済地理学年報」

「地学雑誌」

「季刊地理学(旧東北地理)」

「地理科学」

「新地理」

日本地理学会

人文地理学会

経済地理学会

東京地学協会

東北地理学会

地理科学学会

地理教育学会

                                   以上の論説.

 

欧文誌(例は英文誌のみ)

雑誌名

内容

「Annals of Association of American Geographers」

「Professional Geographer」

「Geo Journal」

「Geographical Journal」

「Geographical Review」

「Cultural Geography」

 

「Historical Geography」

「Applied Geography」

「Economic Geography

「Environment and Planning」

「Rural Studies」

「Regional Studies」

「Asian Geographer」

「Australian Geographer」

「Canadian Geographer」

何でもあり

 

何でもあり

何でもあり

何でもあり

フィールドワーカーの雑誌

文化地理学・地理思想の専門誌

歴史地理学の専門誌

社会地理学など

経済地理学の専門誌

政策・計画系の雑誌

地域研究の雑誌

地域研究の雑誌

何でもあり,以下地域誌

                                                   以上のArticle.

                                         

配付資料の作成方法

 (1) 資料の冒頭に,論文題目を決まった書式(「地理学評論」1998年以降の書式)で書く.筆者名,年次,論文タイトル,雑誌名(欧文誌の場合はイタリック),巻数,ページの順(地理学評論でシリーズの別があるものは,巻数の後にSeries Aを意味する「A」を入れる,他誌も同様).

 〔例〕

松井圭介1993.日本における宗教地理学の展開.人文地理45: 515-533.

川瀬正樹1997.世帯のライフステージから見た千葉県柏市における既婚女性の通勤行動の変化.地理学評論70A: 699-723.

藤田和史 2007.「知識・学習」からみた試作開発型中小企業の発展とその地域的基盤-長野県諏訪地域を事例として-.地理学評論80: 1-19.

Feldman, M. P. and Florida, R. 1994. The Geographic Source of Innovation: Technological Infrastructure and Product Innovation in the United States. Annals of the Association of American Geographers 84: 210-229.

Grotz, R. and Braun, B. 1993. Networks, Milieux and Individual Firm Strategies: Empirical Evidence of an Innovative SME Environment. Geografiska Annaler 75B: 149-162.

(2) 論文構成(章,節,項の構成)を書く.これにより,論文のおおまかな流れがわかる.

(3) 研究目的を書く.論文構成の中に「研究目的」という項が無くても,序章の中に必ず書かれているので,きちんと読みとって書くこと.どうしてその研究をするに至ったのか,どんな分析をして何を明らかにしたのかがわかるように書く.

(4) 研究方法を書く.研究目的を達成するために,どんなデータや資料,調査を通して,どんな分析をして,どのようにして明らかにしたのかを書く.

(5) 本論を簡潔にまとめる.掲載されている図表を中心に内容を紹介すると,簡潔明瞭で伝わりやすい.

(6) 紹介論文の結論を簡潔にまとめる.

(7) 最後に論文を読んでのコメント(感想)を述べる.

(8) 配付資料は,上記の文章はA3で1~2枚.その他に,論文に掲載された図表をすべて添付する.時間の関係で全部の図表に触れられない場合も,必ず図表は全部載せること.

 

 以上は,論文紹介の方法についてであるが,卒業論文の発表でも,内容はほぼ上記のようになるように資料を作成する(コメントは除く).

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