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比較文化学類ディスカッション企画「なぜ今文化を考えることが大事なのか」Hibun debate session "Why Does Culture Matter ?"

1.   趣旨

本計画は比較文化学類生の学年・領域を超えた交流を目的とした。比較文化学類(“比文”)生の憩いの場となっていた学生控室の改修工事、また新カリキュラム施行を受け、新しい学際的・超領域的な交流創生の企画として設定、開催したものである。 

2.日時・開催場所

日時:20191211日(水)5・6限              

開催場所:2C101教室

3.ゲスト(登壇順)

  • 木村周平先生(フィールド文化領域 文化人類学コース)
  • ヘーゼルハウス・ヘラト先生(表現文化領域 ワンプラネット文学・文化関係学コース)
  • 吉野修先生(表現文化領域 文化創造論コース)
  • 馬場美佳先生(日本・アジア領域 日本文学コース)

4.参加者

  • 1年生 2
  • 2年生 13
  • 3年生 4名(他学類1名含む)
  • 4年生 2

.運営委員

本計画にあたり、比文2年有志が事前準備、当日運営を行った。

企画責任者:廣瀬由子

宣伝班:ポスターデザイン:萩谷華南、 Twitter担当:高橋奈那

事前準備班:今泉那菜・庄司千尋・関口東亜・高橋ジャイラ・高田夏子・村上さくら・劉承衛

当日運営班:高橋ジャイラ・庄司千尋・関口東亜・田中耕介・村上さくら・面澤玲奈・劉承衛

6.当日のプログラム

時間

予定

所要(分)

備考

15:15 C101教室集合・グループ対面 10 グループ分け表p3
15:25 オープニング 5 担当:廣瀬由子
15:30 先生方による問題提起のための15分間ミニ講演 45

1.木村周平先生(文人) 2.ヘーゼルハウス先生(ワンプラ)  3.吉野修先生(文創)  4.馬場美佳先生(日文)

(タイムキーパー:田中耕介)

16:15 グループディスカッション説明 5 担当:高橋ジャイラ
16:20 グループディスカッション 45  
17:05 グループディスカッション発表 40 各グループ代表による発表 (進行:高橋ジャイラ)
17:45 講評 30 先生方による総括・学生からの感想 (進行:面澤玲奈)
18:15 クロージング 10 担当:面澤玲奈

 

7.概要

本企画は「なぜ今文化を考えることが大事なのか」という設題に関して、各領域の先生方に問題提起を頂く第1部、学年、領域を問わず学生が主体となってディスカッションを行う第2部の二部構成とした。第1部の先生方によるミニ講義は、15分間という極めて短い時間にもかかわらず、第2部の学生によるディスカッションを促す契機となった。また、参加した学生にとっては今後の研究のヒントとなる情報があったことが今回のアンケートから読み取れた。以下先生方の15分間講義の標題を掲載する。

  1. 木村周平先生 Why Culture Matters: From a Cultural Anthropological Point of View
  2. ヘーゼルハウス先生 Culture of Waste: SIngle-use Plastics 
  3. 吉野修先生『文化:イメージできること(行為)、人間的であること(在り方)、主体・努力の世界を問うこと』
  4. 馬場美佳先生 『「日本文学私観」―タウトVS安吾―文化を語るとは?』

 

第2部のディスカッションでは、4チームに分かれ、それぞれのチームで先生の問題提起を始点としてディスカッションを行った。予定では先生方に各チームの議論に入って頂く予定であったが、学生側のグループディスカッションが予想以上に活発となったため、学生のみによるディスカッションに統一した。また各グループのファシリテータは当初2年の学生を予定していたが、3名が体調不良で欠席となる予期せぬ事態となったため、各グループに進行を一任した。しかしこれが学年を超えた交流を促進したように感じた。各チーム様々な領域の学生が先生方のご講義内容を一つの起爆材としながら議論を深めていく様子が印象的であった。

 

8. ディスカッションを終えて

 本企画は比文プロジェクト企画としては初の学術的なディスカッションであり、先生方、多くの友人の助けを頂き、大盛況に収めることが出来た。
 
ディスカッションは「なぜ今文化を考えることが大事なのか」というテーマで4名の先生から多種多様な問題提起をいただき、その問題に関して学生自らがそれぞれが考え、討論した。この試みによって参加者それぞれが普段あまり考える事の無い、「文化を考えるということ」について考える機会になったと考える。
 
今後は学生のプレゼンの機会を増やすことも検討に入れつつ、他学類の学生も巻き込みながら学際的な意見交換の場として比文ディスカッション企画を続けていければと考えている。
 
本プロジェクト企画にあたり、2019年度比文プロジェクト担当の木村武史先生、そしてプロジェクト企画の草稿段階から親身に対応してくださった木村周平先生、また15分という短い時間にもかかわらずミニ講義を御快諾してくださいました、ヘーゼルハウス・ヘラト先生、吉野修先生、馬場美佳先生に深く感謝申し上げたい。
 (文責:人文・文化学群比較文化学類2年 廣瀬由子)

 

■ディスカッションの様子

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■ディスカッション発表の様子

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■参加者より

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