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履修プラン・モデルCourse Plans and Models

【コースのコンセプト】

文化人類学・民俗学・地域研究・歴史学の研究伝統を踏まえ、フィールドワークを中心にした諸方法によって人間の営みに参与し、文化や歴史の多様性と普遍性について理解したうえで「人間とは何か」を深く考えることをコースコンセプトとします。

 

【履修プラン・モデル】

  • 1年次: 1 年次には、文化人類学・民俗学・地域研究・歴史学の基礎的知識や基本的な考え方を習得する必要があります。フィールド文化領域比較文化研究や、文化人類学概論、民俗学概論その他の概論科目を履修し、文化の多様性とその比較研究に関して学習を進め、学問を深めるための基礎体力を養います。さらに学びを深めるには、人文学類開設の文化人類学や民俗学の概説、民俗学・考古学入門なども役立つでしょう。
  • 2年次:2 年次にはフィールド文化領域専門導入基礎演習を履修します。文化人類学研究、民俗学研究、中東・中央アジア文化研究、東南アジア・オセアニア文化研究の受講により、専門的知識を高めて行きます。また文化人類学研究演習、民俗学研究演習の受講により文献を読み込む力を高めたうえで、自らの思考をプレゼンテーションし、他者に理解してもらう能力を養います。2 年次からは実習授業に参加することも出来ます。実習によって文化人類学・民俗学の方法論に基づくフィールドワークを経験し、学生個人が自ら課題を発見し、問題系を構築する能力や、フィールドワークを通じたコミュニケーションの能力を養います。また、それぞれの関心領域に応じて、講義および演習を履修し、専門的知識と方法論、多角的な視点を習得して行きます。
  • 3年次:自分のコースと、指導教員が決まります(その後も変更可能)ので、2年次と同じく専門科目を履修するとともに、指導教員と相談しながら卒業論文のテーマ・フィールドを考え、基礎的な資料の収集と整理をはじめます。最近の就職活動の時期を考えると、夏休み頃から卒論に向けたフィールドワークがはじめられることが望ましいです。また大学院進学を考える学生は、積極的に演習などを受講し、また自分でも勉強しながら、専門に関する知識とスキルを積極的に高めてください。4年生の卒論ゼミへの自主的な参加も歓迎します。
  • 4年次:個別の文献研究およびフィールドワークを行い、卒論ゼミでの進捗発表と議論を生かしながら、それまでに得た知識と結びつけて、卒業論文を仕上げます。

アンケート

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