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卒論体験記【室橋涼子(情報文化学コース)】

 「巨人の方にのぼって」

 私は、「コンテンツツーリズムが起こる過程とメディアが持つ効果」という卒業論文を執筆し、アニメーション作品等を視聴したことから実際にその聖地に赴くまでの過程について考察しました。私はコースを絞るのがぎりぎりだった上に就職活動に苦戦していたため、論文のテーマを決定したのは4年生になってからでした。3年生までに情報文化学コースの授業を多く履修していたものの、いざ書く時には何から手を付けたらよいかわからず、とりあえず主査の先生にメールをしたことを覚えています。コロナ禍での卒業論文執筆でしたが、先生にZOOMで何度もご指導をいただき、論文構成についてのアドバイスやテキストマイニングのためのソフトウェアなどをご教示いただけたため、なんとか考察を深めることができました。

 比較文化学類の卒業論文といえば、漠然と現地に赴いてのフィールドワークやインタビューが不可欠であると思っていましたが、データベース上の先行研究を基に情報空間上でのコミュニケーションを分析することで見えてくる新たな知見が沢山あり、「巨人の肩の上に立つ」という言葉を強く実感する場面が沢山ありました。その結果として私が論文を執筆するなかで得られた知見は、きっとこの学問領域のほんの一部で、上澄みですらないと思いますが、それでも純粋に「面白い!」と思う瞬間が何度もありました。

拙い卒業論文ではありましたが、巨人の肩の上に立つための方法を学べたことを含め、自分にとって実りのある卒業研究でした。

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