【比文プロジェクト】比文バトン(2025年2月5日)【College of Comparative Culture Project】College of Comparative Culture Baton(February 5, 2025)
「比文バトン概要」
2月5日(水)、比較文化学類の学生交流イベント「比文バトン」を開催しました!このイベントは、就職活動や卒業論文を終えた4年生と下級生が交流し、卒論や進路に関するアドバイスをもらえる機会として企画されたものです。普段、異なる学年やコースの学生がじっくり話す機会は意外と少ないもの。そこで、縦のつながりを深める場として「比文バトン」が実施されました。
イベントの目的
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他コースの研究内容に触れる機会の提供
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4年生が異なるコースの卒業論文に触れることで、学類全体の研究の広がりを知る。
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縦・横のつながりの強化
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1~3年生が先輩・後輩、同学年と交流し、学類内でのつながりを築く。
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学生生活のサポート
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卒論や就職活動について先輩から直接アドバイスをもらい、不安を解消する。
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当日概要
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日時:2025年2月5日(水)12:15~15:15
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場所:2B207教室
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運営:比較文化学類 クラス代表者会議(クラ代)
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参加者:
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学生 26名(1年生4名、2年生11名、3年生4名、4年生7名)
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教職員 1名
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イベント実施内容
今回のイベントは、卒論発表会とグループ相談会の2部構成で実施しました。
(1) 4年生による卒論発表
前半は、4年生が卒論の内容や執筆の過程について、1人10〜15分ほど発表しました。発表後の質疑応答では、下級生からの質問が相次ぎ、活発なやりとりが行われました。
当日発表された卒論タイトル(カッコ内はコース名)
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マンガの「必殺技」が持つ役割の分析 -キャラクターの印象付け機能に着目して-(テクスト文化学コース)
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身近な対象の喪失によって生じる「幽霊」体験に関する心理学的および哲学的考察 -東日本大震災をめぐる幽霊体験を事例に-(現代思想コース)
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『清少納言枕双紙抄』における『枕草子』受容(日本文学コース)
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生きた人の語りを歴史として残す意義 -筑波大学という場についての語りからの分析-(文化創造論コース)
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歌枕「筑波山」をめぐる文学史 -固有の情緒・表現の展開-(日本文学コース)
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タイ留学体験談(文化人類学コース)
研究内容の多様性が際立ち、下級生にとっても新しい視点を得る機会となりました。
(2) グループ相談会
後半は、5つのグループに分かれてフリートークを実施しました。グループの組み替えを2回行うことで、学年やコースを超えた交流が生まれました。参加者は、卒論のテーマ決め、就職活動、留学、大学生活全般などについて自由に相談し合い、特に下級生にとっては、4年生のリアルな体験談が大いに参考になったようです。
実施風景
まとめ
今回の「比文バトン」では、4年生の卒論発表を通じて研究の面白さを共有するとともに、縦のつながりを深めることができました。特に下級生からは、「先輩たちの話を聞いて卒論へのモチベーションが上がった」「就活の話を聞けて参考になった」といった声が寄せられ、大変有意義な時間となりました。
最後に、本イベントの開催にあたり、ご協力いただいた五月女先生をはじめとする教職員の皆さまに心より感謝申し上げます。ありがとうございました!
これからも、比文のつながりを大切にしていきましょう
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- 2025年3月4日
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