比較文化学類へようこそ

学類長からのご挨拶

比較文化学類で未来を描く

 比較文化学類長 徳丸 亜木

 

高校までの学習と大学での学びとの違いはどこにあるのでしょうか。それは、みなさん自身の主体的・自律的な選択にあると私は考えます。

高校までの学習は、みなさんのものごとの捉え方や、思考の枠組みを作るため知識を積み重ねる、いわば油彩で木枠にキャンバスを張り下地を塗る作業にたとえることができます。対して大学における学びは、その下地の上に、自由にデッサンし、みなさん自身の自画像を描いて行く過程だと言えます。そこでは、何を学び、何を自らのものとして体得するかを選択し、さらにはそれを実践する力が求められます。

比較文化学類は、文学や思想、歴史や地域文化、様々な現代文化現象など、人間のいとなみにおける文化を学際的・複合的に学び、研究する場です。文学研究、言語研究、思想研究、宗教研究、情報・メディア研究、文化研究、歴史研究、地域研究など多彩な学問領域にかかわるさまざまな授業科目が開講されています。

みなさんは、それぞれの関心に応じて、既存の学問領域を横断し、その枠組みを超えて、学際的・複合的な学びの場をみずから作ることができます。また、交換留学や国際研修という実践を経て、その学びの場を海外に拡げ国際的な知見を得、さらには、地域社会でのフィールドワークを通じた実社会との関わりのなかで、机上を離れた実践的な学びの場を作ることもできます。そこで培われる主体的・自律的な知的世界の構築力とそれに基づく実践力。これこそ、現代の社会において最も必要とされるものです。

創立40年を超える比較文化学類からの卒業生のみなさんは、それぞれが社会において活躍の場を見いだしています。その活躍の場は、企業や官庁、大学・高校・中学などの教育現場、あるいは文学や芸術などの創作活動やジャーナリズム活動、自治体の文化財行政など、多彩に拡がっています。また、研究者や博物館アーキビストなど専門を生かした高度職業人を目指して大学院へ進学する人も数多くいます。

みなさんそれぞれが置かれた現状の中に、みずからを押し込めてしまうのではなく、それを踏まえた上で殻を打ち破り、自分自身の未来へと歩みはじめる。その最初の一筆を描きはじめる場として、比較文化学類を選択されることを心より願っています。

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