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卒論体験記【比較宗教コース】

荒木 優里(2021年度卒業)

私は「新宗教における信仰の育成と継承 ―真如苑に焦点を当てて―」という卒業論文を執筆しました。入学時から新宗教に関心があり、2年次の「比較宗教実習」という実習で、真如苑という、真言宗系の新宗教の盂蘭盆会に参加したことをきっかけに、このテーマに決定しました。

しかし、具体的に卒業論文で真如苑について執筆することが正式に決まったのは、4年次の春学期でした。実習でのご縁があり、真如苑企画部広報企画課の皆様のご協力のもと、親子 39 組計 78 人のご信徒にアンケートを実施させていただきましたが、アンケート実施時期は4年次の8月~10月ということもあり、あまり余裕のない急ピッチでの執筆となりました。執筆のために真如苑に関する資料を集め、何度も真如苑総本部がある立川へ訪れて執筆に取り組みましたが、1~3年次に比較宗教に関する授業で基礎的な知識を得ていたため、序論などの項目は比較的スムーズに書き進めることができました。

アンケートを実施するために何度もミーティングにてご助言をくださった広報企画課の皆様や、事細かなご指導・ご指摘をしてくださった主査の木村先生のおかげで、無事卒業論文を書き上げることができました。卒業論文を執筆する過程で苦労もたくさんありましたが、アンケートで収集した回答は興味深いもので、新宗教の様々な面を発見することができ、非常に良い経験となりました。

アンケート

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