第1回(2015.4.12):松本郁さん(2012年度入学):サラマンカ体験記No.1 (April 12, 2015): Iku Matsumoto (College of Comparative Culture ’12): Experiences in Salamanca
私は今、スペインの北西部にあるサラマンカという街に交換留学で来ています。小さな街ですが、サラマンカ大学や旧市街全体が世界遺産に登録されており、とても素敵な街並みです。
大学ではすべてスペイン語で授業が行われ、筑波大学に入学してからスペイン語を始めた私にとって、授業についていくのが大変ですが、時折ヤクザや切腹、江戸時代の参勤交代制度など(チョイスがちょっと変ですが)日本文化をスペイン人の視点から紹介することもあり、なかなか私にとって興味深い内容です。
今スペイン人の友人とルームシェアをしているのですが、スペイン語でうまく思いを伝えられないもどかしさと戦いながら毎日生活しています。しかしお互いの国の料理を教えあい、日常の些細な会話、時には踏み込んだ話までするなど、毎日が勉強になります。
また、サラマンカには日西センターというものがあり、今年の三月、私はそこで日本の手鞠の刺繍を教えるイベントのアシスタントをしました。まず自分が刺繍を覚えなければならず、さらにそれをスペイン語で教えるというのはなかなかハードでしたが、参加してくれた人たちが出来上がった手鞠を見て、嬉しそうに「ありがとう」と言ってもらったとき、達成感で胸がいっぱいになりました。
私はこの留学中にスペインを出て二週間のひとり旅もしました。今まで誰かといることが多かった私にとって初めての大きなひとり旅は孤独を感じることもありましたが、そこでの一期一会の出会い、そしてその土地に触れ、何かを感じるという体験はとても私にとって新鮮で、「一人だけど独りではないんだ!」と実感した濃厚な二週間でした。
些細なことで落ち込むこともありますが、楽しいこともいっぱい詰まった最高の留学生活を送っています!
サラマンカの大広場、プラサ・マジョール
夜バージョン(夜の方が人がいっぱいいます)
お家でアニメ鑑賞会(笑)
お祭りの時
有名なローマ橋を背景にソフトコンバットと呼ばれるチャンバラのようなもので遊ぶ友人たち
写真右が手鞠教室の様子。地元の新聞に載りました
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- 2015年4月12日
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