第2回(2015.4.14):竹下光さん(2012年度入学):フランスでの日々No. 2 (April 14, 2015): Hikaru Takeshita (College of Comparative Culture 2012): My days in France
フランスに来てから、早8か月弱が過ぎました。時間というのは本当にあっという間です。フランスに来て一番実感したこと、それはフランスにおける日本文化の浸透です。特に、マンガやアニメ、J-popといったサブカルチャーの分野の進出は私の予想以上でした。実際に、文化紹介のイベントをすれば日本のブースはいつも大人気で人が途切れないですし、ブザンソンのような小さな町でさえ3軒も寿司レストランがあります。
しかし、だからといってそれが本当に日本なのかというと、首をひねりたくなることもあります。試しに行ってみた1軒の寿司レストランは面白いくらい日本のものとかけ離れているし、なぜかこちらの人はアジア人を見ると手を合掌してお辞儀してくるし。ちなみに、こちらにはチョコレート寿司なるものもあります。思えばフランスでの生活は、フランスにいながらにして新たな日本を発見し続ける日々だったように思います。
私はフランスでは、半年は語学学校、半年は大学というプログラムでの留学でした。やっと慣れてきた頃に環境が変わってしまうという欠点もありましたが、その分いろいろな環境の人に会うことが出来ました。私と同じように留学している人、ワーホリで来ている人、フランスでの進学を目指している人、結婚して移住する人、ちょっと休暇で勉強しに来ている人などなど、バラエティーに富んでいてすごく楽しかったです。あと少しで終わってしまいますが、ここで経験したことは私にとって一生の思い出になると思います。
80 plats. 各国の人々がその国の料理を売ったり、ダンスや歌のパフォーマンスをしたりしました。
一緒に写っているのは、筑波大学のメンバーと、こちらでお世話になっているご夫婦です。
Planet sushi. こちらにある寿司チェーンのお店です。
なぜか照明がショッキングピンクです。
語学学校のクラスメイトと(左から2人目が筆者)
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- 2015年4月14日
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