卒論体験記【比較宗教コース】
比較宗教コース 高橋奈央
私は「マリア観音とキリシタン」というテーマで卒業論文を執筆しました。
宗教を学んでいる私にとって、2018年に長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産が世界遺産に認定されたというニュースは非常に印象的なものでした。このニュースをきっかけに、大学４年間を通して様々な角度から潜伏キリシタン信仰について知見を深めてきました。
卒業論文に関しては、４年次６月にマリア観音についての研究に取り掛かりました。文献研究を進めるほか、幸手市マリア地蔵やカトリック大宮教会/コルダの会、澤田美喜記念館を訪問し、文献と実際の展示でマリア観音にどのような種類があるのか、どのように捉えられているかとうことを調査しました。周囲の協力により、資料自体は比較的円滑に収集することができました。
卒業論文の執筆は当初難航し、指導教員の先生や中央図書館のラーニングアドバイザーの方々に手厚くご指導いただきました。最終的には満足のいく形で卒業論文を提出することが出来ました。
調査にご協力いただいた皆様、指導教員の木村武史先生、松井圭介先生、ラーニングアドバイザーの方々、共に励ましあった友人たちに心より感謝いたします。ありがとうございました。
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- 2023年5月17日
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