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邦恋奏 (2015年7月)

7月25日(土)、比文生を中心としたグループによる「サークル×留学生交流イベント~日本文化に恋する旅。~第二弾 邦恋奏(ほうれんそう)」が実施された。今回は、6月末に行われた茶道同好会とのコラボイベント「お茶恋」に続く第二回目のコラボイベントで、筑波大学邦楽部に協力を頂き、日本の伝統音楽である邦楽の演奏鑑賞・楽器体験を行った。当日は事前募集により集まった留学生11名(ブラジル出身6名、中国出身3名、ウズベキスタン出身1名、ウクライナ出身1名)が参加した。
 
場所は筑波大学サークル会館和室。普段は部員以外足を踏み入れないであろう整理された和室に、邦楽部メンバーは快く招き入れてくれた。クーラーのない部屋には何台もの扇風機があり、夏の空気を感じながらイベントが開始した。
  
『邦 演奏』の画像簡単な自己紹介の後、邦楽部代表による尺八の演奏が行われた。普段は聴きなれない尺八の緊張感ある美しい音色に、留学生も運営メンバーも聴き入った。演奏が終わると、尺八体験と琴体験の二手に分かれ、楽器体験に移った。演奏を聴いたばかりの尺八体験では、多くの留学生が尺八の音を出す難しさを感じていた。邦楽部メンバーのアドバイスを受け、何度も何度も息を入れ、やっと音が出た瞬間の嬉しそうな表情が印象的であった。尺八の難解な楽譜を見た時の「ワオ!」という反応も新鮮であった。
 
難度の高い尺八に比べ、指で弾くだけで簡単に音の出る琴の楽器体験では、ほぼ全員が伝統的な日本の歌曲である「さくらさくら」の演奏をマスターした。邦楽部メンバーの1人は「音を出すのは簡単ですけど、上手い人は全く違う甘い音色が出せるんです。その音を聴いてからまさに私も邦楽に恋をしています。」と熱く語ってくれた。最後に、邦楽部メンバー二名による琴の演奏が行われた。楽器体験をした後に聴いた演奏は、より一層美しく感じられた。
 
『邦 全体』の画像今回のイベントでは、演奏体験という形態をとったことにより、邦楽部のメンバーと留学生が言葉の壁はあれど、楽しげにコミュニケーションをとる姿が多く見られた。参加者のアンケートにも、「みんな優しくて親切」「教えてくれてありがとう」というたくさんの感想が寄せられ、本プロジェクトの目指す日本人学生と留学生の出会いの場を作るという目標と、日本文化に触れてもらうという目標が同時に達成された有意義なイベントであったと考える。ご協力いただいた邦楽部の皆様、参加してくださった留学生の皆様に感謝し、今後も参加したいと思えるような交流イベントを企画していきたい。  

  (文責:比較文化学類2年小関渚月)

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